| オールドベッソン |
| オールドベッソンと言えば、まずユーフォニアムを思い浮かべる方が 多いのではないでしょうか? しかし、Tubaも名器として語り継がれているんです。そして、異常と も言えるマニアが存在している事も事実です。 えっ?どこにって?ここに1名と、東北地方に1名・・・(笑)。 あのサテンシルバーのカッコイイTubaに憧れた方は、他にもたくさん いらっしゃるのではないでしょうか? 元ロンドン響の故ジョン・フレッチャー氏が愛用されていたメーカーと しても有名ですよね! 私が隠し持っていた写真と、後輩が所有する名器フレッチャーモデル (E♭管)の写真を掲載します。 お楽しみ下さい。(1部B&H社の写真を使用しています) |
| 名器 「J・フレッチャーモデル」(@〜B) |
| 今は無きJ・フレッチャーモデル(E♭管)です。現在は製造されておらず、現在製造されて いるモデルとはマウスパイプの形状が違います。 私の記憶が確かならば、1983年頃から4〜5年間しか製造されていなかったと思います。 1985年に私が購入し、何年か前に大学の時の後輩(宮城県 名取交響吹奏楽団所属) に譲りました。使わなくなったので、きれいに磨いて大切にしまってあったのですが、後輩 に「どうしても!」と言われて「一生手放さない事!」「不慮の事故で若くして他界した場合 は私に贈与する様、遺言を残しておく事!」「私が先に他界した場合は末代まで家宝とし て永久保存する事!」を条件に格安で譲りました(笑)。 現在製造されている同社のE♭管とは、吹き心地も音色も別モノと言っても過言ではあり ません。本当にすばらしい楽器だと思います。 が!E♭管とは思えないぐらいしんどいし、音程は・・・ですし、4番の抜けは悪いしetc・・・ 一癖も二癖もある楽器でした(笑)。しかし音色は本当にすばらしいです。私の個人的な意 見で恐縮ですが、この楽器以上のE♭管にはいまだに出会っていません。 C〜Eの写真は、同時期に作られていたB♭管です。こちらも現在のモデルとはマウスパ イプの形状が異なります。主管のレイアウトも違います。 上記のモデルから“ソヴェリン”に格上げされました。言うなれば「初代ソヴェリン」です。 |
| 名器 「オールドベッソン」 |
| サテンシルバーがカッコイイ、名器オールドベッソンの写真です。一般にB&H社に吸収される前の 通称「斜めベッソン」の事を「オールドベッソン」と言い表している様です。 J・フレッチャー氏の写真を良く見て頂くと、斜めにBessonと刻印が入っているのがわかります。 Fの写真の左側に写っているのが、B♭管の名器と言われている、通称「サテンのデカベル」です 。ベルサイズが現在の483mmになったのはこの楽器からです。Gの写真と見比べて頂ければ、 ベルサイズの違いがおわかり頂けると思います。この頃の楽器はレシバーが細管になっていまし た。フレッチャーモデルから、B♭管もE♭管も太管のレシーバーになり、マウスピースに困らなく なりました。ちなみに、Gのベルサイズが432mm、Hが381mmです。 HとIの写真はE♭管です。こちらは一目でベルサイズが違うのがわかりますよね!こちらもレシ ーバーは細管です。 Jは3ピストンの補正ピッチ付きの楽器です。左がB♭管、右がE♭管です。今は製造されていな いと思います。 Kの写真は、世にも珍しい「C管」です。改造ではなく、ベッソンオリジナルのC管です。一見E♭管 の様に見えますが、高さが違います。Iと見比べて頂ければ、Kの方が長細いのがわかります。 コンペ付きのアップライトピストンのC管ですので、とても珍しい楽器だと思います。 今はもう作ってくれないそうですが、受注生産で製造をしていたそうです。 J・フレッチャー氏もオーケストラでたまに使用していたとの噂ですが、本当かどうかは知りません。 |
| LMがベッソン現行モデルの写真です。比較用にご覧下さい。 左がB♭管、右がE♭管です。 |
| 故ジョン・フレッチャー氏 |
| ベッソンがズラリと8本 |
| 一番右が若かりし頃の私(当時22歳) 右から3番目が所有者の後輩(当時20歳) 指揮はフレデリック・フェネル氏(当時?歳) |